【今、注目を浴びている沖縄発の名品】唯一無二『謝花きっぱん店の冬瓜漬け』に魅了される理由とは
皆さんは、『冬瓜漬け』って聞いたことありますか?
私は、美味しいものを特集する雑誌で初めてその存在を知り、その後、他の雑誌でも取り上げられているページと出会いました。「これは運命だ。」と、人生で初めて、この『冬瓜漬け』を食べたのですが・・・
そのひとくちで、雨が上がった後の太陽の光を浴びた時のように、あたたかな衝撃を受けました。
初めて体感する食感。味わい。
初めて体感するのだけれど、どこか懐かしいような、いつも側に置いておきたい味。
美味しくて、美味しくて、手が止まりませんでした。
今回の記事では、今、美味しいもの特集の雑誌にも度々掲載され注目を浴びている沖縄発の名品『謝花きっぱん店さんの冬瓜漬け』の魅力に迫っていきます!
『世界にひとつだけ』の冬瓜漬けってどういうこと?!
『謝花きっぱん店の冬瓜漬け』はどんなお菓子なの? どんな味??
謝花きっぱん店さんってどんなお店?どんな人がつくっているの?
3分ほどで迫っていきますよ〜!
■この記事を書いている人
国内系航空会社で客室乗務員として、12年間日本各地を周る。美味しいもの探しが趣味で、ステイの度に日本全国の美味しいものを求め食べ歩いていた食いしん坊。不規則なCA生活の中で、美味しいものは人をしあわせにするということを実感した2児の母。忙しい毎日の中で、新しいものや美味しいものに出会う機会(場所)を千葉ニュータウンでも創りたいとセレクトPOP UP SHOP『小さなしあわせ』を立ち上げ、現在3年目。
もくじ
沖縄伝統菓子『謝花きっぱん店の冬瓜漬け』はどんなお菓子?どんな味わい?
冬瓜漬けとは?
冬瓜は、沖縄特産の野菜で、緑色のスイカを長細くしたような形の瓜科の野菜です。
私は母が沖縄人であったこともあり、小さい頃から『冬瓜』は馴染みのある野菜として、お味噌汁に入っていたり、日々の食卓に並んできました。
食感は瑞々しくてやわらか、味わいは大根よりも爽やかで、味が染み込みやすい印象です。
その冬瓜を、1日かけて皮とワタを取り除いたものをアク抜きし、砂糖と冬瓜蜜で煮詰め、仕上げに砂糖をふりかける。2日間かけて出来上がるのが『冬瓜漬け』。
冬瓜蜜とは、冬瓜を煮詰める時に出るキャラメル状の糖蜜のこと。何年も継ぎ足すことで美しい琥珀色になり、キラキラ輝くような美しい冬瓜漬けを創り出します。
冬瓜漬けは、どこで出会うことができるの?
冬瓜漬けは、今から300年以上前、中国から伝えられたお菓子。琉球王朝時代に、中国王朝の皇帝が派遣する使節にふるまわれた歴史があり、当時は高貴な人しか口にすることができなかったお菓子だったそう。
庶民が味わえるようになったのは明治時代からで、『謝花きっぱん店』さんが誕生したのもその頃。
はじめにお話しした通り、冬瓜漬けはつくるのにとても手間暇かかるお菓子。
現在では、冬瓜漬けをつくっているのは、ご紹介している『謝花きっぱん店』さんのみとなっています。
日本で、いや、世界でひとつだけ。唯一無二のお店です。
冬瓜漬けはどうやって食べるの?
「どうやって食べるかわからない・・・。」
皆さんは最近そんな食べ物に出会いましたか?
私は、冬瓜漬けで久しぶりにそんな体験をしました。(笑)
冬瓜漬けは、そのまま食べてももちろん美味しい!暑い時期は冷凍庫で冷やして食べると、爽やかさが増して、さらに美味しくいただけます!
ブロック状の冬瓜漬けは、薄くスライスをして食べるのがおすすめです。
冬瓜漬け自体は甘いのですが、スライスしたものを生ハムやチーズと合わせて食べるのが人気で、しゃりしゃりした冬瓜漬け特有の食感とジュッと瑞々しい味わいの広がりが塩気のあるものと本当によく合う!
お酒との相性は抜群です!
もちろん、スライスしてそのままいただくのも、冬瓜漬けそのものの素材の味を楽しむことができるのでおすすめです!
甘みが深くて濃厚なので、コーヒーやお茶にも、とてもよく合います。
冷凍保管で2ヶ月ほど保存できるのも魅力。おもてなしの一品や、自分へのご褒美時間に大切に少しずつ食べるのもいいですね!(完全無添加なので、冷凍保管がおすすめ。冬瓜は糖度が高いため凍らないので、冷凍庫から出してすぐに食べられるのが嬉しい!)暑い夏はキンキンに冷やしていただくのも絶対に美味しい〜
【唯一無二】謝花きっぱん店のストーリー
謝花きっぱん店について
謝花きっぱん店は、琉球王朝時代から300年続く銘菓『きっぱん』と『冬瓜漬け』を継承している唯一のお店。(日本に、いや・・・世界にひとつだけ!)
現在の店主である謝花ひさのさんは6代目。
ひさのさんは、高校卒業後、関西の大学に進学しイギリスへ交換留学。卒業後、再びイギリス・ロンドンへ戻り、就職。結婚出産を含め約10年の海外生活を経て、ご実家の家業を継がれるためにご家族と共に帰国されました。
5代目であるお父様が引退されるかどうか迷われていたのを機に、小さな頃から大好きであったきっぱんや冬瓜漬けが「なくなって欲しくない。」という気持ちで引き継ぐことを決意されたそう。
パリ生活の中で出会った『パット・ドゥ・フリュイ』というお菓子にインスピレーションを受け、伝統の中にも新しい菓子を創り出せるのではないかと、ひさのさんならではの発想で商品開発をされてきました。(他インタビューより抜粋)
そんな、ひさのさんの抜群のセンスもあり、雑誌に掲載されていた『冬瓜漬け』に目を奪われたのが、私と『謝花きっぱん店』さんの出会い。
まだメールでのやり取りしか交わせておりませんが、毎度文面からもあたたかで優しい店主さんのお人柄を知ることができます。沖縄に行ったら、絶対に会いに行きたい!
冬瓜漬けのことはお話ししましたが、『きっぱん』のことも知りたい!という方は、是非、謝花きっぱん店さんのHPを覗いてみてください♪
まとめ/『謝花きっぱん店』でしか出会うことのできない冬瓜漬けは、新しい世界を魅せてくれるお菓子
『冬瓜漬け』ってどんな味なんだろう〜???皆さん、気になっちゃいますよね??笑
言葉や写真では表すことが出来ないって、このこと!と思うくらい、ひとくち食べたら新しい世界を魅せてくれる『謝花きっぱん店さんの冬瓜漬け』。
- 冬瓜漬けをつくっているのは世界で『謝花きっぱん店』さんだけ。唯一無二の味。
- 冬瓜漬けは瑞々しくジュワッとした食感と体に染み渡る優しい甘さ、素材の味を楽しむことができる沖縄の伝統菓子。生ハムやチーズとの相性が抜群!
- 伝統と新しさを兼ね備えた、これからの日本を引っ張っていく一品!
冬瓜漬けが、皆さんの“食体験”に新たな風を吹かせることを、ここにお約束します。